給湯器内のガス通路の開閉を担う【電磁弁】、ガスの流量を制御する【比例弁】ガスが噴出され点火される【前管】で構成されています。リモコンからの信号で給湯器内のガス(火)を制御するユニットです。
ガス経路の『開』『閉』を担っています。通常時(非通電時)はバネの力でガス通路(シール面)を弁体(蓋の部分)で洩れなく塞いでいます。
電気が流れると中のコイルが電磁石になり、磁力によって弁体がコイル側に引き寄せられることで、ガス通路が『開』になります。
※コイルとは:電線を巻きつけたもの
ガスの流れる量を調整し、お湯の温度制御を担っています。永久磁石とコイルによって構成され、コイルに電気が流れ電磁石になった時に磁気が反発しガス通路が『開』になります。
電磁石には、流す電流の大きさと磁力が比例する性質がある為、電気的に磁力の反発ストロークを調整する事でガス通路の開度(ガス流量)を調整しています。
お風呂にお湯を貯める事を注湯といいます。注湯電磁弁は、お風呂(浴槽)へお湯を張る際のお湯の経路にあり、お湯経路の開閉と、この中を何リットルのお湯が流れたかを磁気を帯びた水車と磁気センサーによって感知しています。この機能により、設定した量でのお湯はりが可能になります。
生活の中で普段触れている給湯器用リモコン等、ABS樹脂を中心にした浴槽関連の樹脂成型品を成形しています。リモコン筐体への表示印刷や、樹脂成形品の超音波溶着等の組立加工も行っています。
ガス比例弁に使用される「弁体」と呼ばれるガスの流量調整に欠かせない部品や、お湯経路となる樹脂管等、流体の制御に係る高精度な樹脂成形品の内製を行っています。
浴槽内にあり給湯器から浴槽へのお湯の供給口の役割と、追い焚き時に浴槽と給湯器間のお湯の循環口になっています。多様な設置状況にあわせた組立を行っています。
ボタン一つで浴槽内に洗剤とお湯を噴射する事で、自動で浴槽内を洗ってくれます。